小学2年生のゆうくんは、毎月のおこづかいのことでえみ先生に相談があるようです。
ゆうくんおこづかいをもらい始めたけど、どう使っていいかわからなくて
貯金箱に入れたままなんだ。何をしたらいいのかな?



おこづかいは自分の責任で自由に使えるお金だよ。
子どものうちから使い方を練習しておくと、大人になってからすごく役立つんだ。
おこづかい帳をつけて管理しよう
おこづかいをもらったら必ず「おこづかい帳」をつけましょう。
記録をしていないと、いま手もとにいくらお金があるのかわからなくなってしまいます。
おこづかい帳には「日付」「内容(何に)」「金額(いくら)」「残りのお金」の4つを書きます。
大切なのは、お金をもらったり使ったりしたその日のうちにすぐ書くことです。後回しにすると忘れてしまうからです。
そして「月の終わり」など振り返る日を決めて、「使いすぎてないかな?」と見直すことで、お金の使い方が上手になります。


お金を使う計画(予算)を立てよう
おこづかいをもらったら、すぐに使い切るのではなく、使う計画(予算)を立ててみましょう。
もらったお金は、まず次の2つに分けます。
もらったお金は
- 使う分:近いうちに使う予定のお金
- 貯める分:ほしいものや将来のために取っておくお金
先の予定を考えずに使ってしまうと、本当に欲しいものが見つかってもお金が足りず買うことができません。
未来の自分が悲しい思いをしないように、最初に分けておきましょう。
「必要なもの」と「ほしいもの」を区別しよう
買い物では、これから買おうとしているものがどちらに当てはまるか、一度立ち止まって考えましょう。
- 必要なもの:それがないと生活や勉強に困るもの(学校で使う文房具など)
- ほしいもの:あったらうれしいけど、なくても困らないもの(おもちゃやゲームなど)
「ほしいもの」をどんどん買っていると、すぐにお金がなくなってしまいます。買いたいものを見つけたら、その場ですぐに買うことはせずに、「ほしいものリスト」に書いていくようにしましょう。ほしいものをノートを書いて、「一番ほしいのはどれか?」順番をつける習慣をつけると、むだづかいを減らすことができます。
立てた計画をしっかり守ろう
計画を立てたら、守れるように工夫しましょう。
例えば、買い物をするときは「同じようなもので、もっと安いものはないかな?」と、近くの商品と見比べてみます。小さな節約も、繰り返すと大きな差が生まれます。
「今月は計画を守れなかった」そんな月があっても大丈夫です。次は計画を達成できるように、使い方を見直しましょう。もしも失敗が続いてしまうときは、貯める分を多くし過ぎているかもしれません。使う分と貯める分のバランスを見直して、達成できそうな計画を立てていきましょう。
貯めるだけではなく、使う練習もしよう
「おこづかいを使うのはもったいないな」「たくさん貯めたいから使わないで取っておこう」と貯金箱に入れたままにしている子もいるかもしれませんね。
でも、おこづかいは貯めるだけではなく、お金を使う練習をすることも大切です。
- お金がなくなる感覚を知る:お店でお金を支払うと、「買い物をするとお金が減る」という感覚を学べます。
- ものを選ぶ基準がわかる:商品の値段や機能を見比べることで、自分の価値観がわかります。
- 小さな失敗から学ぶ:子どものうちに「買って後悔した」経験を積むと、限られたお金で買い物をするための工夫が上手になります。
お手伝いをしておこづかいをもらおう
お金とは、相手からの「ありがとう」の気持ちが形になったものです。人の役に立つとお金をもらえるのが、社会の仕組みです。
「どんなお手伝いをしたら家族が喜ぶかな?」と観察して、自分から積極的にお手伝いをしてみましょう。小さなお仕事体験になります。



将来の自分が困らないように、おこづかい帳をつけて今から練習していくよ。



ぜひ、楽しみながらお金と仲良くなっていこうね。
~親子ではじめるサポート~
おこづかいは、子どもが社会の仕組みや自己管理を学ぶきっかけになる教材です。ご家庭では以下の2点を意識してサポートしてあげてください。
- 決めたルールを守る:
おこづかいを渡す日は「毎月1日」や「毎週日曜日」など、あらかじめ固定しましょう。「お手伝い1回〇円」などのルールを決めた場合も、あいまいにせず約束通りに支払うことで、子どもはお金に対する責任感を学びますす。 - まかせっぱなしにせず伴走する:
おこづかい帳を「渡しっぱなし」にするのではなく、定期的に一緒に見返してあげてください。忙しい大人にとっては手間に感じるかもしれませんが、「いまこんなことに興味があるんだな」とお子さんの成長や意外な一面を発見できる、貴重なコミュニケーションの機会になります。

-2.png)
-1.png)
-1.png)
.png)
.png)
.png)
-3.png)
-1.png)
-1.png)
-2.png)